サッカーに関するコラムで最も重要なことは、世界中で愛されるスポーツであるという点です。
発祥の地であるヨーロッパだけでなく南米やアフリカ、日本など世界中の人々が自らプレイしたり試合を見たりして楽しんでいます。世界中の多くの人々から愛される理由としては競技自体が楽しいということもありますが、ボールが1つあればどこでも誰でもプレイできるという点も重要です。日本やヨーロッパなど経済的に恵まれた地域ならば、プレイするのに設備や装備が必要となるスポーツも容易に行うことができます。例えばフィギュアスケートの場合には大きなスケートリンクが必要です。野球の場合には最低限の装備としてバットとボールとグローブが必要になります。
一方でサッカーはボール1つでプレイできます。サッカーボールは大きく野球のボールほど硬くないので裸足でプレイすることも可能です。実際に強豪と言われるブラジルの選手たちの多くが、子供の頃に裸足でサッカーをプレイしています。
貧困層の子供たちでもボールが1つあればプレイを楽しむことができる。場合によってはボールではなく紙を丸めたものをボールの代わりに利用されることもあります。貧富の格差に関係なく誰でもプレイできるという点が、サッカーを世界一のスポーツにしています。